海洋葬とは
近年、遺骨を自然に還す「自然葬」が増えて来ました。
特に海に散骨する「海洋葬」は、世界中の海は繋がっていおり、何時
でも何処でも、海に向かって手を合わせれば、故人のご冥福を祈れる事から
認知度が広がり、執り行う御遺族も多くなってきました。
お墓が無い、子供たちにお墓の負担を掛けたくない、お墓を買えない、
家族がいない、お墓に入りたくない、海が好き、命の生まれた海に還りたい、
決まり事やしきたりに囚われたくない等、人々の意識の変化や価値観の
変化に伴い海洋葬を希望する方々が増えて来ました。
又、お墓を所持している方でも、思いで深い場所に、御遺骨の一部を
分骨(散骨)する自然葬を施行する方々も増えて来ました。
黒潮海洋葬(散骨)代行
黒潮メモリアルが御遺骨をお預かりし、伊豆諸島最南端の島「八丈島」で
海洋葬を代行施行致します。当社では自主規制で、
八丈島から3マイル(約5km)以上離れた、又漁場からも離れた、
海上交通量の少ない水域で海洋葬を執り行います。
御遺骨は、海に環境負担をかけないようパウダー状にして、
水溶性の和紙袋に納め、献花や献酒を添えて黒潮に還します。
故人の旅立ちには、天候や海上コンデイションが良い、穏やかな日を選びお見送り致します。
故人が好きだった音楽などもお供えすることができます。
黒潮海洋葬は現在のところ代行だけです。
八丈島の海
東京から南に300km、北半球を地球規模で回遊している、
温暖な黒潮に覆われた八丈島は、海上の交通量も少なく、
他の人達の目にも触れず、海洋葬を執り行うには最適な環境と言えます。
特筆するのは、海の青さと透明度です。「八丈ブルー」と言われ、
深い藍色の透き通った美しい海です。一概に海洋葬とは言え、
故人を還す「生命の母」の海が、澱んでいたり、交通量の多い
水域では、故人や御遺族の思いや心も癒されません。
北半球を何年もかけて半永久的に回遊し、生命を育む藍色の黒潮の島、
「八丈島の海」での海洋葬は故人やご遺族にとって最善の御供養となるでしょう。
黒潮伝説
生命の輪廻転生を地球規模で半永久的に流れる、温暖で藍色に輝く「黒潮」。
命を育み恵みを与え、生物の生と死を交差しながら、
まるで命が宿っているかの様に激しく流れ続ける「黒潮」。
人の魂に、僅かに記憶されている母の胎内にも似て、誰をも優しく包む込む「黒潮」。
太平洋沿岸に数千年前から伝わる伝説、黒潮の流れの先は、
苦しみや悩みから解放された黄金の大地「極楽浄土」に繋がっていると言われる「黒潮伝説」。
黒潮海洋葬は、故人やご遺族にとって、新しいステージの旅立ちと言えます。
当社の理念
当社は、葬儀費用問題、墓地確保問題、身寄の無い方の埋葬問題などの
諸問題に対して、ひとつの選択肢として海洋葬を提供することが社会貢献
に通じるものと考え、次の理念に基づいて活動しています。
古い因習に囚われない多様で豊かな意識や価値観を尊重します。
自然環境に負荷がかからない方法と手段を用いて海洋葬を執り行ます。
故人の命が、未来の子供たちの命に繋がって行くことを願望し、
収益の一部を日本ユニセフなどの国際的な慈善事業団体へ寄付するなどして積極的に関与します。
島民の就業機会を確保することや、海洋葬に端を発する起業を支援します。
理念が一致する団体や地域の団体などとも提携を計り、
海洋葬の理解を促進し、海洋葬を事業を拡大していきます。